shidouofthedeadの日記

日々の雑文帳

しどぅ〜の異常な愛情 1 ?そもそもの始まりは編

Creepy Nutsとの出会いは中学生だった息子が口ずさんでいた歌だった。
誰の何の曲なのかわからず
「高層ビルの谷間から海の向こう」という歌詞から頭に想い描いた世界が美しくて
息子にその曲は?とたずねたら曖昧に濁されたことを覚えている。
まぁ、その後に続くことばを考えたら中学生男子が母親に教える曲ではないだろう。
と、今ならばわかるし、息子ともよく笑い話になる。
その後、Rー指定がMステに出たときも息子は興奮しながら見ていたが
「え?ヒップホップってコワい人たちの音楽でしょ。へぇ~」くらいしか覚えていない。

その次の出会いはラジオACTIONだった。そうなのだ。実のところ私の入り口は松永さんのラジオからなのだ。cnann0からでなくACTIONからのスタートなの。意外でしょ。
クドカンさんの曜日が好きでよく聴いてた流れでたまに松永さんの曜日を聴いていて
「へぇ~……この人面白い……」となっていたところで世界一になって、その世界一というのがどんなにすごいことなのか宮藤さんのラジオで知った。

三度目の出会いはドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」のオープニングだった。
滝藤さんと古舘さんが兄弟でレンタルおやじをやるなんて絶対、面白いドラマに決まってる!しかも、脚本が野木亜紀子さんよ! というわけで見始めたら、オープニングがめちゃくちゃカッコいい! なにこれ? え? くりーぴーなっつ? DJ松永……あ、ラジオのあの人だ。へぇ~っ、こんな感じなんだへ~っ。

……お気付きの通り、かなり、遠回りしてる。まだ、薄ボンヤリとしてますね……

しかし、オープニング曲、カッコいい! え? アルバムに入ってるの?
あれ?スダマとの曲もいいじゃん!息子~!オカンねくり~ぴ~なんちゃらの曲、知ってる!あれいいね?え?なら、かつて天才だった俺たちへだろって……え?聴いてみるわ
……ねぇ……めっちゃいいじゃん! この曲、めっちゃいいじゃん!シタールがめっちゃいいじゃん! ほかの曲聴いてみよ……あれ?……この曲……高層ビルの曲じゃん!!!

と、どんどんハマっていく。
え?なに? ラジオ? ああ、松永さんやってたよね。ん? オールナイトニッポン0?
うん、オカンも聴いてみるわ……え……なに?この柔らかな関西弁……なに、この両ボケラジオ……なんなの? この狂い具合……やだ……Rさんの語り口、大好物ぢゃん……

はぁ~やっとここまできました。
常々、言ってますがそうなのです。ビビッときたとか、稲妻に打たれたとかではないんです。気がついたらそこに居て、気がついたら染み渡ってて、気がついたら虜になっていたのです。Rー指定という人に。

でも、ヒップホップのライブってこっわいんでしょ。ましてやBBAの足の踏み場なんてないでしょ。ねぇ。つうか、もうライブ自体、BBAの行く場所でないわよね。え?地元のフェスに来るって?!マジで?!ホント?!やだ!観たい!チケットとれちゃった。
え、いや、コワいからこれくらいの距離で充分よええ、近いくらい
……ライブ……かっこいい……R……かっこいい……R……

沼、抜けられません。いつの間にか棲み着き染みつき消えることはなく広がっていく。

そうこうしているうちに東京03とともに武道館でコントをすることになる。
作家オークラさんのラジカルガジベリビンバシステムを進化させた様な舞台をしたいという話を聞いて正直、とても戸惑った。なぜなら、私はラジガジのCITYBOYSの大ファンでコントライブに通い詰めてた口なのだ。武道館でコントなんてお祭り的にはいけるけどコントとしては無理だ。しかも、大丈夫なのか?クリピ……

武道館コント発表の翌週のcnannがまた、エグかった。ヒップホップ歌舞伎だ。
歌舞伎を観たことがないというRさんがイメージで作り上げていく歌舞伎。
これまた歌舞伎座に通っていた私が聴いてもなかなかの完成度でゲラゲラ笑いながら聴けるレベル。落語をよく聞いていたからか、耳がいいからかホントこの人凄いわと何度もリピート。ポットキャストで残し今でも何度も聞いているほど大好きで……これは……コントいけるのではとなる。

そして、武道館でのメジャーデビュー5周年ライブでついに単独ライブ初参戦!
このライブについてはいずれまたたっぷりと語りたいが喰らったことだけお伝えしておきたい。とにかく喰らった。

で、フロホリですよ。武道館でコントですよ。
ヤバいです。めちゃくちゃヤバいです。これ。ラジガジを進化させて乗り越えて別の世界に跳びました。贔屓目でなく本当にRさん主役ですよ。あのメンバーの中でやりきりましたよ。トドメに翌月にはスカパラとの対バン……

ねぇ、なんであなたは私の好きだった世界をすべてこなして飛び越えていくの?
R、あなた、一体何なの?
好きなものは系統で繋がっていくと言うけれども
このつながり具合エグすぎない?

でも、戻るところはラップでヒップホップなんだよね。そこが一番、カッコいいんだよね。

まぁ、こじつけにこじつけだけど、なんでこの人がこんなに好きなんだろうと
頭の中で考えてまとめてみようとしてみたけど、なんとなく、まとまったような気がしたけどまだ、ちゃんと語れてないような、違うような、あってるような、でも、こんな陳腐なことばでまとめてはいけないような。こうして打っていてもわからなくなってくる。
とりあえず、とりとめない現状報告。だらだらとこれにて終了。