shidouofthedeadの日記

日々の雑文帳

BBA

オバサンという言葉に抵抗がある。息子が幼い頃、キレイめなママさんが自らオバチャンと呼んでいるのがとても嫌だった。自分を貶めてどうする? というのと、そう言ってそんなことないって言われるのがわかっててるから言えることなんだと穿ってた。
半世紀生きて、立派にオバサンといわれても仕方ない歳に容姿になった今でもその言葉にチクチク苛まれている。
言葉が身体を作っている。
言葉に姿が追い込まれていく。
言葉で諦めている。
毎日毎日、「オバチャン」と呼ばれることで私は抵抗に疲れ果て、
チクチク感じながらも迎合してる。
それもあって、数年前はあまり外にも出たくなかった。この荒屋で醜く朽ち果てていくなら婆になるのも構わないと思ってた。
一度そうなると戻るのも難しい。
昔からの自信のなさもプラスされる。
誰からも褒められることなく
キモいと言われた思い出だけが心の隅に残り、自己肯定感低いままここまで来た。いくら頑張ってもどこか引っかかる。どこか気後れする。どうせ私なんてとなる。


人の目を気にするなと言われても
人の目で見てもらわないと自分はどうなのかわからない。
言葉で返ってこないと
本当にこれでいいのかわからない。
変に勘繰ってしまう。
変に慮ってしまう。
変に納得してしまう。


どんなことに対しても。


誰も私のことなんか見てないんぢゃないか。

見えてないんぢゃないか。
私自身も、私の言葉も
誰にも届いていないのではないか。


虚しさだけが残る。
今朝からずっと泣いている。